相場参加者の心理を黄金比率でロックオン!

      2018/03/26

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こんにちは😁斎木です🎵

相場攻略に用いるテクニカル指標、沢山ありますよね

その中の一つ
「フィボナッチリトレースメント」

というテクニカル指標をご存知ですか?

テクニカル指標で広く知られる王道的なものになりますと、ボリンジャーバンドや平均移動線(MA)、日本人がよく使う一目均衡表など思いつくかなと思います。

これらはテクニカル指標の中でも遅行指標というものに分類され、今回紹介するフィボナッチリトレースメントというものは先行指標に分類されます。

簡単に説明しますと、遅行指標とは過去のデータから数式を使い平均値を割り出してそれを基にテクニカル指標を構成しているのに対し、先行指標は名前の通り、これから起こる可能性をフィボナッチ数列などを使い割り出し、構成しています。

今回はそんな先行指標の中でも私のおススメ!
知っておくと超便利なフィボナッチリトレースメントを詳しく紹介していきたいと思います。

まずフィボナッチとは、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチ氏が研究した「フィボナッチ数列(級数)」の事です。

リトレースメントとは「引き返す、後戻りする」といった意味で、そのまま訳して相場にあてはめると、
フィボナッチ数列(級数)で導きだした数値で相場における『引き返す、後戻りするポイント』を割り出すという事になり

これをラインや数値で表しているテクニカル指標がフィボナッチリトレースメントになります。

フィボナッチ数列(級数)とは一度は目にした方も多いと思いますが
1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233,377・・・」
といった感じに永遠に続いていきます。

この数列には面白い特徴があり、連続する2つの数字の合計が、次の数字になります。
1 + 2 = 3
3 + 5 = 8
5 + 8 = 13
これが、永遠と続いています。
『なんで?』と思う方もいらっしゃるとおもいますが、それがフィボナッチ数列です🎵

二つ目の特徴は、限りなく次のような数字になります。

ある数字を1つあとの数字で割ると、0.618になる。

ある数字を2つあとの数字で割ると、0.382になる。

ある数字を3つあとの数字で割ると、0.236になる。

お時間あるかたはフィボナッチ数列を書き出し、計算してみてください(笑)。

これがレオナルド氏が導き出したフィボナッチの配列になります。

この数列や数式を相場で使うにあたり、この計算より大事なのがこの数式で割り出された0.236、0.382、0.618といった倍率です。
これの名前がフィボナッチ比率、別名
黄金比率と呼ばれています。

どこかで聞いたことありますよね

この黄金比率(フィボナッチ比率)は自然界なら
木の枝分かれやひまわりの種の配列
芸術作品や建造物なら
モナリザやピラミッド

など自然物、創作物に関わらずこの比率で構成されていて、加えて大多数の人が見て、美しいと感じるものや
人間が「心地が良い」と感じるものは意識的、無意識かかわらずこの黄金比率で成り立っているものが多いとされています。

なんだか不思議ですよね

これを相場に用いてるのがフィボナッチリトレースメントです。

興味が湧きますよね

では早速中身をみていきましょう

相場で用いるフィボナッチリトレースメントの考え方としてまずフィボナッチ比率(黄金比率)に基づいた38.2%、61.8%と補足的に50%という水準値がよく用いられます。

この他にもフィボナッチリトレースメントというテクニカルを表示させると水準値は初期状態ならいくつか表示されていますが重要視されているのはこの3つの水準値です。

考え方としては強い上昇、下降トレンドの場合は、38.2%前後の水準値の戻りにとどまる

弱いトレンドの場合は、半値戻し50.0%前後や61.8%前後まで戻ると行った感じに認識されています。

*注意して頂きたいのは相場で用いるテクニカル指標ですから、100%そうなるといったものではなく、可能性を見つける為の手段としてこれを用います。

それ以上戻った場合には、このトレンドの起点となったポイントまで全て戻るという考え方が一般的ですね

もっとわかりやすく言いますと
トレンドのパワーのmaxが100だとすると
水準値38.2%のポイントだと
100-38.2=61.8%のトレンドパワーがまだ残っている、トレンドパワーがまだ強いのがわかります。

水準値が61.8%ならトレンドパワーは残り38.2%と弱くなっているのがわかりますが
逆にこの水準値を抜けてしまうと起点まで戻ってしまうのでなんとか踏ん張りたい!

最後の砦となりますから、注意が必要な水準値になるというのは人間の心理と密接に関係しているのがわかりますね

フィボナッチ数列というものを使い数式で計算されていますが、人間の心理状態というのもわかります。

面白いですね(^^)

では次の章で早速実際に使ってみましょう

まずチャートに上値を抑えるレジスタンスラインや下値を抑えるサポートラインをひいてみます。
ユーロドル1時間足チャートにひいてみますと図のようになります。

そこにフィボナッチリトレースメントを直近の下降に合わせひいてみます。

引き方は簡単でトレンドの過去(起点)から現在(終点)に向かってザックリひきます。
ひいてみると図のようになります。

フィボナッチリトレースメントをひく時間軸の選択ですが、デイトレーダー、スウィングトレーダーなどタイプやスタイルにより異なります。

レジスタンスラインやサポートライン同様に大きな時間軸のほうが騙しが少ない、例えば5分足のトレンドにあわせてひくより、4時間足のトレンドに合わせて引いたほうが騙しは少なくなります。

私は大局の流れを知りたい場合は日足でひき、
エントリー自体は15分足で行うので騙し予防でそれより上位足の1時間足や4時間足の直近のトレンドに合わせてひく場合が多いです。

1時間足や4時間足でかなり強いトレンドだなと感じた時は、エントリーする15分足の直近の流れに合わせて引いたりと、その時々で臨機応変に使っています。

このあたりは色々な時間軸にひいてみて慣れていき、ご自身にあった時間軸をさがしてみる必要がありますね

この下の図で注目して頂きたいポイントは、フィボナッチリトレースメントの水準値と任意でひいたレジスタンスラインやサポートラインと重なるポイントがです。

フィボナッチリトレースメントをひいているとよくこんな場面に遭遇します。

まずリトレースメントの考え方だとこの38.2%、50%、61.8%の数値のラインが戻る(反発)可能性のある水準値になります。

加えて任意でひいたレジスタンスラインやサポートラインという側面から考えるとラインで相場を意識している方にとっても注目するポイントになります。

黄金比率同様にレジスタンス、サポートラインという側面からのアプローチであってもフィボナッチリトレースメントの側面からのアプローチであっても、不思議と人間の心理というのは、どこかで共通するというか、リンクする部分があるんです。

不思議ですよね(笑)。

このようにフィボナッチリトレースメントで表示された数値を見るのと同時に、任意でひいたレジスタンスラインやサポートラインと重なるポイントがあるかないか探すのが、フィボナッチリトレースメントをうまく使うコツです。

フィボナッチリトレースメント、レジスタンスラインやサポートライン、ダブルで意識されますから、黄金比率でいったら何倍でしょう(笑)

さらにボリンジャーバンドやトレンドラインを加えてみましょう

このような感じになります。

反対に下の図のようにボリンジャーバンドとトレンドラインだけを表示していたなら一見してトレンドラインとボリンジャーバンド+2σが重なるポイントを抜けそうです。


このトレンドラインとボリンジャーバンドの二つの情報だけならこのポイントを抜けたら、安易に『下降トレンド終了かな』と思ってしまいがちですが
フィボナッチリトレースメントを表示させておくと、まだ水準値38.2%にも到達していない
まだまだ下降トレンドパワーが強いぞ‼️というのが
わかります。

更に時間軸を拡大して15分足を表示させるとこんな感じです。

赤いラインで囲ったあたりで値動きが横腹になっています。
15分足ではレンジ相場になっていますね

ここから導き出されるる考え方のひとつとして、
①1時間足レベルでは、下降トレンド
フィボナッチリトレースメントの38.2%にもまだ到達していない→下降トレンドパワーが強い

②上値をラインで結んだトレンドライン、ボリンジャーバンド+2σの重なるポイントでモジモジしている→上値を抑えられている、下降トレンドパワーが強い

③上にブレイク(トレンドラインやボリンジャーバンド+2σをぬける)としても上には1時間足でひいたフィボナッチリトレースメント38.2%や61.8%などの数値とレジスタンスラインが重なるポイントやゾーンがある

この三点から結論をだすと下降トレンドが強いので現地点で買い注文はリスクが高く保留、
上にブレイクしたとしても流れが変わるのではなく騙しの可能性、一時的なものの可能性が高く、やがて1時間足にひいたフィボナッチリトレースメントやレジスタンスラインの壁に阻まれ、また下がる可能性が強い。

フィボナッチリトレースメントの61.8%、とレジスタンスラインが重なる最後の砦となるポイントをぬけるまでは買い注文は控えて、要所要所で売りを考えるのがリスクオフで妥当な取引手段ではないか?

あくまでこれは情報を元にした考え方のひとつですが、こういった深い〜売買戦略(笑)というのもこのフィボナッチリトレースメントを使うと可能になります。

下はその後のチャートになります

下降トレンドが強く、フィボナッチリトレースメントの数値まで到達することなく下がっています。


最後になりますが、うまく使っていくコツはまず、トレンドを把握する。
トレンドが発生しているかしていないか理解する必要があります。

トレンドは綺麗な右肩上がりや右肩下がりばかりではありませんので、わかりづらい時はまずトレンドラインをひいてみる。
トレンドラインとは上昇なら下値をむすんだライン

下降なら上値を結んだラインで流れが一発でわかる便利なラインです。

慣れるまでこのラインをひいて流れを把握できる場合のみ、フィボナッチリトレースメントを使ってるというのも良いかと思います。

次にレジスタンスライン、サポートラインをひき最後にフィボナッチリトレースメントをその流れにあわせて過去から現在にむかってひく。

そしてレジスタンスライン、サポートラインと重なるポイントやゾーンを探す。

そこから、安易にそのポイントを売買ポイントと考えるのではなく、可能性のあるポイントやゾーンとしてとらえそこを軸に深い〜売買戦略を考える(笑)。

こういった手順でフィボナッチリトレースメントを相場で使っていくと、相場参加者の心理も考慮したワンランク上の相場攻略の考え方が身につくことは間違いないと思います。

けっしてフィボナッチリトレースメント単体で凄い精度や成果を上げるものではありませんが、他の要素と併用することで人間の心理状態まで掴めるとても面白いユニークなテクニカル指標になりますので是非、使い方を学んで実践で使ってみてくださいね

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